グルメ、旅、山登り。心に残る、フォトグラフ♪

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閑静な住宅街が広がる、山と海に囲まれた阪神間、摂津本山駅。

その駅前にある、良さげな雰囲気のレストラン、
『 OSTERIA ACQUA in BOCCA 』 でランチしました。

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神戸らしい、素敵なスチールアーチの階段。

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最近、西宮浜からこちらに移って、リニューアルオープンしたそうです。

カウンターには、たくさんのお祝いの花が飾られています。

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ビビッドな感じで、スタイリッシュな空間。

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店内から見下ろす、のんびりとした駅前風景。
窓際の席、気持ち良いですね ♪♪

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可愛らしいオブジェ。

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カップの中に入ったグリーンと、ハリネズミ。

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前菜に、メインのパスタ、
それにフォカッチャとドリンクが付くコースを注文します。

パスタは、

・ アサリのボンゴレロッソ
・ 鶏もも肉と彩り野菜のアンチョビバター風味
・ 渡り蟹のトマトクリームソース

の3種類の中から選択ができます。

さらに+250円追加で、食後のデザート、

・ ティラミス
・ ガトーショコラ
・ ココナッツのパンナコッタ

の中から1種類食べられます。

パスタは、大好物のアサリのボンゴレロッソ、
デザートは、ティラミスを選択します。

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『 前菜 』

左端から順に、

・ ハマチのカルパッチョ
・ 野菜のピクルスと鶏ハム
・ 野菜のケーキ
・ 鯵のエスカベッシュ
・ トウモロコシの揚げパン

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鮮度の良さが感じられる弾力のあるハマチと、
シャキシャキしたレタスとベビーリーフ、水菜。

ビネガーの薫りが爽やかな、さっぱりとした、
フレンチドレッシングを絡めて頂きます。

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芯まで、しっかりと味の入った、胡瓜と人参のピクルス。
酸味がまろやかです。

鶏ハムは、笹身の部分で、
しっとりしていて、ほぐれるような柔らかさ。

食感が、ピクルスとは対照的。
でも、食感と風味の調和が取れています。

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一口サイズの可愛らしい、パンケーキ。
アスパラガスは薄い塩味で、瑞々しくて、優しい甘みが感じられます。

ケーキの生地にも、薄い塩味がつけられていて、
アスパラガスとのバランスが良いですね。

生地には、野菜が練り込まれていて、ほんのり黄緑色。
生地の気泡は細かくて、干したての藁のように、ふんわりした食感です。

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鯵のエスカベッシュ。
鯵の身を一度揚げて、野菜と一緒に酢に漬けたもの。

和食でいう、魚の南蛮漬けですね。

魚の芯まで、しみじみ入った、酢の酸味が爽やかですね。
果実系の酸味も入っているのだと思います。

油のコクもしっかり纏っていて、味わい深い。
人参、セロリ、葱などの香味野菜と一緒に頂きます。

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トウモロコシの入った、温かい揚げパン。
イタリアでは、『 ゼッポリーニ 』 と呼ばれるそうです。

モチモチした食感のパン生地の中に入った、
たっぷり入ったトウモロコシ。

噛むと、プチプチした食感と、ほのかな甘み。

パンには、薄い塩味とトウモロコシが練り込まれています。

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『 自家製のフォカッチャ 』

これが、すっごく美味しかったです!!

焼きたてで、手で持てないくらいにアツアツ。
生地はホカホカふんわり。

風味もとても良いです。

ローズマリーの爽やかな薫りと、岩塩と一緒に頂きます。
オリーブオイルも、草原のような爽やかな薫りです。

あまりに美味しいので、次の料理を待たずに、無くなってしまいます。
お替りには何回も応じて頂けるのが嬉しいですね ♪♪

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メインは、アサリのパスタの定番、

 『 ボンゴレ・ロッソ 』 

アサリのトマトソースパスタです。
パスタや、少し細目の、スパゲティーニ。

アサリの旨みが溶け込んだトマトソースがパスタに絡んで美味しいです。
もちろん、茹で具合はアルデンテ。

ソースは、トマトのコクだけでなく、しっかりとした甘みもあって、
奥深い味わいです。

加熱したトマトと、パセリが添えられています。

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アサリも大振りでふっくら & プリプリしていて、跳ね返るような弾力!!

美味しいです!!

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奇をてらうことなく、シンプルに作られたボンゴレ・ロッソ。
変化球がないだけに、ごまかしがなく、
良質な素材を使って、丁寧に作られてた印象を受ける、
とても美味しいボンゴレ・ロッソでした。


大好きな、アイス・カフェラテ。
最近、アイス・ラテと、アイス・チャイにはまっています♪♪

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シロップを入れている、純白のピッチャー。
上品で、可愛らしいです。

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『 ティラミス 』

苺とブラックベリー、手でちぎったミントの葉を一緒に添えて。

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口に含むと、溶けてしまいそうなくらいに、柔らかいティラミス。
甘みも優しく、上品です。

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こちらは、
『 ココナッツのパンナコッタ 』

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とても、夏らしいデザートですね ♪♪

常夏っぽい、ココナッツミルクの風味と、
優しい甘み。

フレッシュな苺と、ブラックベリー、パイナップル、
そして、爽やかな薫りのミントの葉。

パッションフルーツのソースを絡めて頂きます。

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パンナコッタと一緒に添えられている、バニラアイス。

こちらも甘さは控えめで、さっぱりしたミルクとバニラの風味。
童心に帰るような、懐かしい味です。

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現代的ですっきりした空間だけど、寛げる居心地良さのある、オステリア。
調度品や什器などの配色が同じトーンでまとめられていて、
バランスも良いので、落ち着くのだと思います。

サービスも、フレンドリーさと、適度な距離感があって、好感もてます。

定番的なイタリア料理が、きちんと美味しく供されるのも、
嬉しいですね。
安心して普段使いのできる、良いお店を見つけました。

また、夜も訪れたいですね♪♪


『 OSTERIA ACQUA in BOCCA 』

℡ 078-202-9911
兵庫県神戸市東灘区田中町1丁目 13-22
本山アーバンライフ 210号

営業時間 ランチ 11:30~14:30(LO) 、ディナー 18:00~24:00(フードLO 21:30)

定休日 水曜日



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2012.06.21 / Top↑


北摂から、車を飛ばして1時間。
大阪八尾に来ています。


『 懐石料理 佑和 』
http://www.k4.dion.ne.jp/~yu-wa/

昨年、親しくして頂いている方のブログを拝見して、以前から気になっていたお店。

新緑の美しい、5月の懐石料理を頂きます。

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~ 先 付 ~  
(器 ; 十二代柿右衛門平皿)

自家製白胡麻豆腐  姫トマトのお浸し  生じゅんさい

美しい白地の上に、塗られた藍色の染付け。
間近で改めて見る、柿右衛門の皿は、
凛とした気品と同時に、何ともいねないような温かみが感じられます。
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丹念に、そして、しっかりと練り上げられた感のある、
白胡麻豆腐は、とても滑らかで、モチモチしています。

風味は濃厚で、キレが良いような上品さもあり、
執り付かれたように、何度も口に運んでしまうような美味しさ。

優しく、味を調えられた、加減出しとのバランスも良いですね。

瑞々しさのある、姫トマトが甘酸っぱいような爽やかな風味と、
若々しさを感じさせる赤色が、料理に彩りを添えます 。
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そして、
何気ないけど、嬉しいのが、
品質の良さを感じさせる、“ じゅんさい ”。

軸がしっかりしていて、歯触りが良く、
それを覆う、じゅんさい特有のゼラチン質も厚みがあって、
お出しと一緒に頂くと、とても美味しいです。
これこそ、まさに、5月の味ですよね!!

今の季節を十分に味わったような、
繊細さと、印象深さを兼ね備えた、
とても美味しい、胡麻豆腐でした。



~ 煮物椀 ~  
(器 ; 林 勝 七福神蒔絵椀)

竹の子の真蒸 すまし仕立て 

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蓋を開けた時に広がる、木の芽の爽やかな薫り。

お椀の中には、
可愛らしい空豆と、竹の子。

ぷりぷりした空豆は、噛むとほっくりした食感で、空豆特有の青臭いような薫りが広がります。

穂先の方を使った竹の子は、とっても柔らかくて、瑞々しく、
とうもろこしのような甘い風味が感じられます。
真蒸(魚のすり身を蒸したもの)には、竹の子の穂先の柔らかい部分がたっぷり入っていて、
食感が心地良いですね。
一般的に用いられる鱧(はも)や鱈などではなく、
真蒸ために、北海道から特別な魚を取り寄せているそうです。
すり身に魚そのものの味が濃くて、食感もしっかりとした存在感がありますね。

真蒸の腰より少し上くらいの高さまで張られた吸地は、
いうまでもなく、美味しいですね。
とても上品で、それでいて奥深い味わいです。



お椀の見返し(蓋を開けた時の裏側の絵) は、七福神。

それぞれの蓋に描かれている七福神の神様が違うそうです。
私に供されたのは、“ 福禄寿 ” 。
幸福と長寿の神様。


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そして、妻のが、“大黒天”。

この日が、別段、特別な日ではないのに、
ハッピーな気分になれるような、福々しい、お椀でした。

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~ 向 付 ~  
(器 ; 水野浅草庵 定家詠短冊向)

明石産 天然真鯛 、梅雨いさぎ、たいらぎ貝、
日南産 きはだ、はり烏賊、自家製桜ますの燻製


短冊のように、縦長な器に、整然と盛りつけられた、お造り。
美しい絵があしらわれた、本当の短冊のように、美しいです。

お造りを食べ進めると、
おそらく、この季節にちなんだと思われる、詠が表れるのが雅ですね。

源氏物語の貴族になったような、気分 ♪♪

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お造りは、2種類のお醤油で頂きます。

上段が、通常の造り醤油。
カツオの薫りの効いた、お醤油です。

そして、下の段が、
白醤油のお醤油。
通常の黒色のお醤油よりも、塩分がしっかりめ。
淡白な、白身魚に合いそうです。

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きはだ鮪。
噛むとほぐれるような柔らかい赤身。
味もほどよく、濃くて、上品ですね。

独活(うど)を用いた飾り切りも、鮪の赤色とのコントラストがくっきりしていて、
美しいです。
シャキシャキした歯触りも良いですね。

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この時期が旬で、美味しい、イサキ。
麦わらイサキって、良く言いますよね。

この時期、塩焼きで良く食べますが、
お造りで頂くのも嬉しいですね。

旨みが凄いです!!
黒いお醤油を、切り身の端にちょこんと付けて頂くのも美味しいですが、
白い醤油で頂くと、また違う味わいを楽しめます。

若草色の飾り切りも、細工がとても細かくて、美しいです。
瑞々しくて、しゃきしゃきした歯応え。

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はり烏賊。
コリコリした食感と、跳ね返るような弾力。
細かく鹿の子に、切り込みが入っているので、甘みが感じられ、造形的にも美しいですね。

菖蒲(しょうぶ)の花に見立てた、人参も透き通るような美しさ。

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甘くて、濃厚な味わいが大好きな、たいらぎ貝。
表面を軽く炙っていて、ほのかな温かさと、香ばしさ。

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明石産の天然タイ。
しこしこした弾力があって、上品な白身。

こちらは、絶対に白い醤油がおすすめ。

添えている野菜は、中心をくり抜いた、胡瓜。

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タイの皮を寄せた、煮こごり。
おそらくゼリーの中には、鯛で取ったスープも入っているんでしょうね。

これだけで、じっくりと日本酒飲めそうです。

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この時期に美味しい、自家製さくら鱒の燻製。
桜の木のチップで、燻製にしているそうです。

食べたい衝動に駆られるような燻製香、
凝縮した旨み・・・たまりませんね!!

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この時期の上質な素材と、細やかさの感じられる、
美しい向付でした。



~ 中八寸 ~    

鯵のちまき寿司 、鯛の子旨煮 、鯛の焼き白子 、生湯葉 、つぶ貝旨煮 、 
合鴨ロース赤ワイン煮 、芥子蓮根 、茄子にしん 、紫花豆 、花山葵 、
車海老と姫オクラの胡麻酢和え 、からすみ

目が冴えるようなコバルトブルーの美しい平皿に、
今の時期に旬を迎える、八寸が満載。

五月を題材にした、美しい絵画を鑑賞している気分です。
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花山葵のお浸しと、焼き白子。

焼き白子、少し塩を利かせていて、美味しいですね。
味も濃厚。

花山葵は、爽やかで、春の薫り。

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大きくて肉厚な、つぶ貝は、程良い甘辛さ。
サクッとほぐれるような食感も良いですね。
叩き木の芽の薫りを添えて・・・。
  
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そして、つぶ貝の下には、飴色になった、蕗。
海と山の素材の出会いですね。

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さらにお酒が進む1品。
鰊(にしん)の身はしっとりとしていて、中までしみじみと味が入っています。

鰊の下に隠れている、茄子。
鰊を炊いた旨みが入り込んでいて、美味しいですね。

懐かしい、お婆ちゃんの味。

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涼しげな、ガラスの猪口に入った、生湯葉。
程良い加減に調えられた、出し醤油に山葵を溶かして頂きます。

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合鴨ロースの赤ワイン煮。
しっとりしていますね。

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表面の照りが美しい、紫花豆。
三温糖かな・・・? とても上品な甘みです。
豆もしっとりと柔らかいですね。

芥子蓮根はさっくりした歯応えが心地良く、
中に詰めている黄身芥子も滑らかで、優しい味わいです。
 
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鯛の子の旨煮。
こちらもお酒が進みますね。

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芋茎(ずいき)と、海老、姫オクラの胡麻酢和え。
滑らかな餡が絡んで、美味しいです。

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表面を軽く炙った、からすみ。
中はしっとり。
お酒に合うのは、言うまでもありませんね。

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笹の葉の薫りを移した、鯵のちまき寿司。
しっかりめに塩が効いていて、美味しいです。

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1つ1つの料理が、強調し過ぎることなく、上品な味付けで調和の取れた、
新緑の萌えるような春を感じる八寸でした。

八寸、もちろん日本酒と一緒に頂きます♪♪

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10種類の中から、好きな酒器を選べます。

どれも、外しがたい、素敵な酒器。

作家と銘柄。

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散々悩んだ末に、こちらの酒器に。
日本酒を注いで、映し出される、底の碧い色が美しいです。

福島県のお酒、『 写楽 』 純米吟醸を頂きます。

先程の八寸と良く合います。

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~ 焼 物 ~  
(器 ; 森俊山 乾山正角花鳥絵皿)

若鮎の風干し 

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中まで、均一に塩が入っていて、旨みが凝縮されています。
木の葉に見立てた、新生姜も爽やかです。

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さっぱりとした、土佐酢をつけて頂きます。

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鮎の風干しに使われていた、花鳥絵皿。

鮎だけに、“鵜飼(うかい)” と “鮎の火振り漁 ” なのが粋ですね!!

左下の、可憐な赤い花も、おそらくこの時期の花なのだと思われます。

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~ 温 物 ~  
(器 ; 林 勝 海松貝蒔絵椀)

名物 とろろ饅頭

名物というのが納得。

表面をきつね色に揚げて、香ばしい饅頭を割ると、中はとろりとしていて、
黄色が鮮やかな、粟麩が入っています。

餡を絡めて食べると、とても美味しいです。

包丁で切り込みを入れられた、キヌサヤの造形も美しく、
散らしている、蜜柑(みかん)の花びらも可愛らしくて、オシャレですね。

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貝などが描かれた、お椀の見返し。

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描かれている海松貝(みる貝)の中を良く見ると、
キラキラと本物の貝殻のかけらも・・。

凝っていますね。

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~ 凌 ぎ ~  
(器 ; 加藤 作助 織部透向) 

境港産 ミンク鯨龍田揚げ

ほぐれるような繊維の柔らかい、ミンク鯨。
とってもジューシーで、幼少の頃を思い出す、懐かしい味。

素揚げされた、肉厚な万願寺唐辛子も甘みがありますね。

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一緒に添えられている、生姜塩を漬けて頂きます。

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~ 強 肴 ~  

炭火焼き 韓国産特上鱧 、バチ子

関西で鱧といえば、梅雨明けの7月から、落ち鱧といわれる9月頃までが旬ですが、
韓国産の鱧は今が旬。

韓国産の鱧は、国内の鱧よりも美味しいといわれています。

右上の梅肉醤油を付けて頂きます。

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皮目からゆっくりと焼きます。
身の回りが白っぽくなってきたら、ひっくり返して、表を焼いて、
軽く焦げ目を付けて、頂きます。

身が柔らかくて、ジューシー、とっても旨みのある鱧。
骨も全く当たりませんね。

濃厚で、さっぱりとした、梅肉醤油と、とてもよく合いますね。

めったに、食べる機会のない、高級珍味 ばち子(なまこの卵巣を開いて干したもの)。

とても香ばしくて、凝縮した旨み。
これほど、日本酒に良く合う珍味はありませんね。

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~ 食 事 ~  
(器 ; 中川 一辺陶 土楽御飯鍋) 

碓井えんどう御飯

ご飯は、伊賀焼きのどっしりとした、土鍋で供されます。

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彩りが綺麗な、うすいえんどうご飯。
豆の薫りが部屋の中に広がります。

皮が薄くて、中はホクホク。
豆の味も濃いですね。

ご飯も程好い塩味が上品で、うすい豆から出ているダシが、
ご飯に移って、美味しいです。

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止め椀の蓋。
うっとりするような美しさですね。

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八丁味噌の袱紗仕立てのお味噌汁。
袱紗仕立てとは、赤味噌と白味噌の両方を合わせたお味噌汁のことだそうです。

しみじみと、美味しいですね。

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香の物は、ちりめん山椒に、胡瓜の浅漬け、大根。
ちりめん山椒、柔らかいですね。山椒の薫りも爽やかです。

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大根も、瑞々しくて、美味しいです。

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けっこうお腹はいっぱいになったのですが、
碓井豆ご飯があまりに美味しいので、何度もお替りしてしまいます ♪♪

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そして、デザートは・・・

~ 水菓子 ~  

苺のシャーベット 、グレープフルーツの白ワインぜりー寄せ

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苺そのものの風味がしっかり感じられる、苺のシャーベット。
苺の粒の食感と、シャリ感も良いですね。

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苺のシャーベットの入っていた器。
何となく、苺に見えませんか!?

まさに、苺のシャーベットのためにあるような、器ですね。

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このグレープフルーツゼリー、すっごく美味しくて、とても気に入りました。

グレープフルーツの果肉がぎっしり詰まっていて、
その周りを固めている、白ワインのゼリーが美味しくて、スプーンが止まりません。

白ワインに、ハチミツの華やかな薫りと優しい甘みが、良く調和して、とても美味しいですね。

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五月の季節がたっぷり感じられた、懐石料理。

佑和さんには、今回初めておうかがいしたのですが、とても素晴らしい料理で、
楽しい時間を過ごすことができました。

コースを通して出てきた、一流作家の器の数々。
その器だけが一人歩きすることなく、料理を引き立てるという、
本来の器としての役割を果たしているのは、
供される料理のレベルがとても高いから。

最高の素材に、完成度の高い味付け、美しさ・・・。
今回頂いたお料理、とても満足度が高く、印象深かったので、
また季節を外して、覗いたいと思います。

― 懐石料理 佑和 ―

http://www.k4.dion.ne.jp/~yu-wa/

大阪府八尾市山城町 1-7-18
℡ 072-991-8835

営業時間  お昼 11:00~14:00 、夜 16:30~21:00
定休日 水曜日(日曜日は営業)

駐車場 15台あり

2012.06.03 / Top↑
多紀連山に囲まれた、自然豊かな山里、丹波篠山。
大阪市内から車で1時間ほどの距離にあり、ちょっとした旅気分を味わえる、のどかな山里です。


そんな緑溢れる丹波篠山の魅力を満喫できる、
「 イタリアンダイニング 茜 」
http://www.akane-italian.jp/

赴きのある、茅葺き屋根の古民家
自家菜園の野菜と、地元篠山産の食材を使ったイタリアン

この土地でしか味わえないスローフードと、ゆったりと流れる時間を楽しみます。

茜の看板 





周囲は、深い山と木々に囲まれていて、
スローフードを楽しむのに、これ以上ないくらいに、最高のバックグラウンド。
時折、「 ホー、ホケキョッ」 うぐいすの鳴き声が聴こえます。

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遠景から見る、イタリアンダイニング 茜。
レストランの周囲も、心が癒されるような、豊かな自然が溢れている・・・。

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萌えるような若々しい草たちに囲まれた、フォトジェニックな階段。
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七星てんとうむし。

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初夏の木々を彩る、可憐な赤い実。
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その赤い実の正体は、未熟なさくらんぼの実。
可愛らしいですね!!
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色付いていない、未熟なさくらんぼ。

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周辺を散策したあと、レストランヘ。
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イタリアンダイニング 茜の全景。
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茅葺きの屋根。
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エントランス脇には、自家菜園で採れた野菜が販売されています。
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葉付き玉葱と絹さや

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家屋の隣にある、小さな畑。

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ズッキーニの苗。

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石牌。
この立派な茅葺き屋根の家屋は、南丹市にあった屋敷を移築したものだそうです。

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入口。

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ご覧のように少し屈んで、入ります。

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先程の頭上の低い扉を潜った所。

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滑らかな曲線が艶かしく、美しい彫刻。

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エントランス。
靴の脱いで、店内へ。

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赴きのある、左官仕上げの壁面には、
ミニマルですっきりとした、絵画などが掛けられています。

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天井の高い、ゆったりとした。ダイニング。

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オープンキッチン。

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縁側。
外には、先程の小さな畑が見えます。

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地元の野菜を使用した、ランチを頂きます。

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『 前菜 Antipasto

丹波篠山産 地場野菜たっぷりの前菜盛り合せ

手前から、

・ 間引き大根のサルサヴェルデ
・ ジャガイモのバニラ風味
・ 玉子のフリッタータ
・ 燻製地鶏と茸のソテイ
・ 菜花のオイル炒め
・ アスパラの炭火焼き

ヴェルデ(緑色)でなく、透明に仕上げられた、サルサ・ヴェルデソース。
美肌な、大根の真っ白さが美しいです。

さっぱりとした、酸味でマリネされています。

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軽く素揚げされたポテトは、バルサミコの風味で。
ほんのり感じるバニラの薫りが相まって、
大学芋を食べているような感じです。

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ワインで煮詰められた、蕗の赤ワイン煮は、
味わいが濃厚で、佃煮っぽい感じ。

繊維が柔らかくて、蕗の薫りが爽やかです。
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ポテトとほうれん草、ベーコンが入った、玉子のフリッタータ。
出し巻きのように、ふっわふわでジューシーです。

ベーコンから出ているしっかりとした塩味と、凝縮した旨みが、とても美味しいです。

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地鶏と、舞茸、エリンギ茸のソテイ。
燻製の薫りが、とても良いですね!!

桜のチップで、燻しているそうです。
塩味のバランスも絶妙。

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オリーブの薫りが爽やかな、菜の花の炒め物。
とっても柔らかいです。

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アスパラガスの炭火焼き。
こちらも、うっすらと、燻製の薫りが移されています。


春の山菜をふんだんに使った、前菜の1品。
どれも、繊細で、優しい味わいでした。

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『 本日のパスタ Primo Piatto 』 

モルタデッラソーセージとズッキーニ、葉玉葱のトマトクリームソース

野菜は、全て自家菜園と近隣で採れた野菜。

サイコロ位の大きさに均一に形を整えられた、ズッキーニと玉葱。

それと、同じ大きさと形に揃えられた、モルタデッラソーセージ。
クセがなく、少しスパイシーな感じが料理のアクセントに。
ピスタチオも練り込んでいるそうです。
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トマトソースはクリーミーで滑らか、
優しい酸味

蝶々の形をしているパスタ (ファルファッレというそうです)は、パーフェクトなアルデンテ。
外側はモッチモチで、中心部はしっかりしています。

トロリとしたトマトソースが、良く絡んで美味しいです。

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パンは、
フォカッチャと、
黒豆ときな粉のブリオッシュ。

フォカッチャに練り込まれているローズマリー、
そして、黒豆ときな粉も丹波篠山産。

先程のパスタの美味しいトマトソースに絡めて頂きます。

手前がブリオッシュ、奥がフォカッチャ。

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『 本日のメイン Secondo Piatto 』 

丹波篠山産 春鹿 骨付きロース肉のカチャトーラ仕立て

「 カチャトーラ 」 とは、イタリア語で “猟師風”という意味だそうです。
ジビエと地元の野菜をふんだんに合わせた、田舎の煮込み料理といった感じです。

野菜は、
ポテト、ズッキーニ、 孟宗竹、 ふき、アスパラガス、
レーズン 、 ピスタチオ、 グリーンピース

食べやすい、可愛らしいサイズに切り揃えられていて、
ソースを絡めて、お肉と一緒に頂きます。

ソースは、トマトと赤ワイン主体の優しい味わい。
香草の爽やかな薫りも感じます。

肩ロースのお肉は、軽く骨から引っ張ると、ほろりと離れて、
とっても柔らかいです。

ジビエ独特のクセも強くなく、食べやすい。
脂もくどくなく、ほのかに甘くて上品です。
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『 デザート Dolce 』 
デザートは4種類。
左から、
ラムレーズンと柿のジェラート、
アールグレイのフィナンシェ、
豆腐を使ったチーズケーキ、
フルーツカクテル。
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ラムレーズンと干し柿のジェラート。
ブランデーのような華やかな薫りと、しゃり感のある食感が良いですね。
甘みも優しくて、上品。

手前に描かれている、柑橘系のソースと木苺のソースと一緒に頂きます。

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アールグレイの薫りが強烈で、華やかな、フィナンシェ。
生地はふかふか。
ミントの薫りも爽やかですね。

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この豆腐のチーズケーキ、
凄く美味しくて、印象的でした。

スポンジのきめが細かくて、口溶けが最高です。

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ほのかな白ワインの薫りがする、一口サイズのフルーツカクテル。
梨に、グレープフルーツ、キウイ。

スプーンで一緒に食べた時のハーモニー。

長く続く、爽やかな余韻。

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エスプレッソを頂きます。
とても濃くて、苦みもしっかりめ。

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どっしりとした感じはなく、
地場のお野菜を品良く仕上げた、軽やかなランチでした。



ランチを終えたあと、
ふたたび、レストラン周辺を散策・・・。

イタリアンダイニング茜のある敷地内に、
同グループが運営する、スイーツのお店が最近オープンしたそうです。

開店祝いのお花がいっぱい・・・。

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そのお花を、この日の来訪者が自由に持ち帰ることができるようです。

私も、少し自宅に分けて頂きます♪♪

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可憐なヒマワリ。

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花に集まるのは、私達だけではなく、可愛らしい蜜蜂も。

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地元の野菜などを使った、クッキー。

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ぱうんどけーき

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バタークーヘン。表面の焼き目が香ばしそう・・・。

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お店の名物、あかね焼。
先程、イタリアンダイニング 茜で頂いた、豆腐のチーズケーキです。

丹波篠山といえば、真っ先に黒豆が思い浮かびますが、
大豆を用いたスイーツが新鮮に感じますね。

お味の方は、先程体験したので、間違いなく美味しいです♪♪

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レストランの近くには、大きな池があります。

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水面に浮かぶ萌え色の木々が美しい。

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ぷかぷか浮かぶカモも愛くるしい。

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池のほとりにある、チェペルっぽい建物。

周辺は、絵に描いたような美しい風景です。

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豊かな自然に囲まれた、里山の中にある、茅葺き屋根のレストラン。

派手さはないけど、安心して食べられる、イタリアン。
篠山のスローフードをいっぱい満喫しました。

豊かな自然や観光資源だけではなく、
レストランだけではなく、お洒落なカフェや雑貨店がたくさん増えて、
注目な丹波篠山。

訪れる際に、立ち寄りたいお店ですね。

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2012.05.23 / Top↑

☆ むささび食堂 ☆






2月の中旬頃になりますが、

ホテルニューオータニのグランメゾン、SAKURAさんで開催された、

箕面のやなもり農園さん主催の、晩餐会に参加させて頂きました。


もうすぐ今年も収穫が終わりに近付く、やなもり農園さんの冬野菜が、

メニューの中にふんだんに散りばめられています。


☆ むささび食堂 ☆






レストランからの、夕暮れの眺めが美しい。


☆ むささび食堂 ☆






夕日の斜光によって演出される、卓上のアートワーク。


☆ むささび食堂 ☆






やなもり農園の梁守さんと、SAKURAの小出シェフ。


  ⇒ 写真がブレブレですみませんあせる


手塩にかけて、大切に野菜を育てる生産者の梁守さん、

その野菜を、余すところなく、斬新で完成度の高い料理に作り上げる、小出シェフ。


お二人の熱い気持ちの詰まった、開会の挨拶。


☆ むささび食堂 ☆








そして、晩餐会の始まりです音譜


☆ むささび食堂 ☆







シャンパンで乾杯 クラッカー


☆ むささび食堂 ☆





というか、今回は、最初から最後まで、2種類のシャンパンで、

料理を楽しみました音譜


『 HENRI GIRAUD 』

爽やかで果実味が感じられ、きめ細かい上品な泡が印象的でした。

色々な料理に合いそうで、守備範囲が広い印象。



『 SIMON - SELOSSE 』

こちらも、繊細で優しい味わいのシャンパンですね。

エチケットも、気品があって、美しい。


☆ むささび食堂 ☆





1皿目 ;

『 Amuse 』 ~ 一口の愉しみ ・・・・


・ 鴨フォアグラのテリーヌ

・ ブロッコリーのスープ


目で愛でる楽しさもある、一口サイズのアミューズです。


厚みのあるガラスのフォルムと、

真珠のように純白な磁器と、若草色のスープのコントラストが美しいです。


☆ むささび食堂 ☆






たっぷり敷き詰められた胡麻に突き刺さった、1枚のビスケッツ。

ビスケットの生地は、薄皮のカカオ(100%の純カカオだそうです)です。


☆ むささび食堂 ☆






手で軽くつまんで、頂きます。

ビスケッツの間には、鴨のフォアグラのテリーヌ。

軽く塩あたりをつけています。


フォアグラとの相性が絶妙な、いちぢくのジャムが薄く塗られています。

カカオの風味と合わさって、絶妙なハーモニーです。リス

口の中で、ふっと溶けるように、消えていく、味わいの余韻が繊細ですね。


☆ むささび食堂 ☆






フォアグラのビスケットを食べた後の、胡麻。

ビスケットを食べる時に、この胡麻も少し絡めて頂くのが、ポイントでした。

胡麻の香ばしい感じの風味が合わさると、より美味しかったですリス


☆ むささび食堂 ☆







スープというよりは、ペースト状ですね。

鮮やかな萌えるような緑色は、ブロッコリーの葉で出しているそうです。

ブロッコリーを裏漉しして、ブイヨンで伸ばした、硬めの仕上がり。


味わいも繊細で、ブロッコリーの甘みと風味が感じられます。

表面に添えられている、薫りの良いオリーブオイルを絡めながら頂きます。


☆ むささび食堂 ☆





2皿目 ;

『 Friuts de Tomate , Formage Frais , Balsamique 』

~ 艶やかな至福のカクテル “ やなもり野菜の宴 ” 

          高知県厳選フルーツトマト、ブラータチーズ、バルサミコ酢25年 ~


続いての料理も、先鋭的なプレゼンテーション。

SAKURAさんへ訪れたのは、今回で3度目になりますが、

どちらかというと、クラシカルな雰囲気も残った(古典的なだけではなく、新しい要素も融合した、

クラシカルモダン) 印象が強かったのですが、 今回はとても、華やかで軽やかな料理が続きました。

単一的な方向性だけではない、幅の広さを改めて実感リス



野菜が主役の一皿。

やなもり農園さんの、白色とグリーン色の2種類のロマネスコ、そして、フルーツトマト。


カクテルグラスの底には、ブラータチーズのソース。

フレッシュタイプのチーズだそうで、さっぱりとしていて、爽やかな酸味。


☆ むささび食堂 ☆




そして、上には、初物のホタルイカを軽くボイルしたものと、

25年熟成のバルサミコ酢のジュレが掛かっています。


個々に食べるのもよいですが、

野菜の甘みに、

ホタルイカの濃厚な味噌の風味、

ヨーグルトのような、乳酸系の爽やかなチーズソースに、

古酒のようなコクとまろやかさを兼ね備えたバルサミコのジュレ・・・

これらを掻き混ぜるようにして、一緒に食べると、絶妙な調和を奏でます。


☆ むささび食堂 ☆






日が落ちて、窓の外の景色がより一層美しくなってきました。

私が大好きな、束の間の、黄昏の時間。

食事の気分を、さらに盛り上げます星空


☆ むささび食堂 ☆






陽が完全に落ちて、

漆黒の夜空になった頃・・・

散りばめられた星のように美しい、3皿目が供されます。



3皿目 ;

『 Gelee de Betterave aux Coquillages Saison Grains de Caviar 』

~ 深紅に彩るベトラブのジュレと海の宝石 

                 黒真珠の煌きをあしらって・・・ ~


供された時に、ハッと息を呑む美しさ。

海の幸をふんだんに使った、海底の宝石ですね!!リス


☆ むささび食堂 ☆






中心部はレアな帆立。

しっとりしていて、甘い音譜


その上には、大粒なキャビアが。

適度な塩気と濃厚さ。

まさに、黒真珠の煌めきですね。


そして、黄色いの粒は、ジロー。

マスの卵だそうです。

イクラよりもあっさりした感じで、若々しさも感じられるコク。





☆ むささび食堂 ☆





真つぶ貝。

コリコリした食感と、ふっくらとした弾力、そして磯の薫りが感じられます。

お皿の周囲には、小さく、あられ状に切り揃えられた野菜と、ベトラブのソース。

ベトラブとは、ビーツのことです。

鮮やかな赤色が美しいリス


☆ むささび食堂 ☆






風味豊かなバゲットと、セサミ(胡麻) のパン。

SAKURA定番のバターも美味しいですね。


左側が、フランス産の有塩バター、

右側が、北海道産の無塩バター。


いずれも、まろやかで風味豊かなバターが、パンをより一層美味しくさせます。


☆ むささび食堂 ☆





4皿目 ;

『 Trofie Alla Genovese 』 ~ 北イタリアの想い・・・ “やなもり小松菜” にのせて 

                         自家製トロフィエとジェノヴェーゼ ~


北イタリアの想い・・・

北イタリアリグーリア州の伝統的な、ねじり手打ちパスタのトロフィエ。

そのトロフィエをコーティングする、イタリア産のエキストラヴァージンオイル。

イタリア産生ハム。

そして、細かく削られた、イタリア産チーズ。


豊かな自然の中で造られる、北イタリアの材料と、郷土料理。

それらが、海を渡って、やなもりさんの柔らかくて味の濃い小松菜を出会う瞬間音譜


☆ むささび食堂 ☆






お皿の縁と底には、チップ状に砕いた、カシューナッツとピスタチオが散りばめられていて、

ナッツ特有の風味と、油分のコクが、料理に奥行きを持たせています。


☆ むささび食堂 ☆





トロフィエといえば、ジェノヴェーゼ(バジルペーストで和えたパスタ)、といわれる位に、

北イタリア地方で、最も定番の組み合わせ。

実際に、ジェノベーゼには、トロフィエが一番相性が良いといわれています。


自家製の手打ちトロフィエ。

とてもモッチモチしています音譜

このジェノヴァペーストにも、やなもり農園さんの小松菜が入っているそうです。


そして、低温調理した、小松菜を添えて。

こちらも、味が濃いですねリス


☆ むささび食堂 ☆






5皿目 ;

『 Consomme de Gibier er Royale de Salsifis

“Horikawa” Beignet de Tige de Petasite du Japon Epice 』

~ 滋味豊かなジビエのコンソメ 

               春を告げる蕗のとうのベニエと “やなもり大根 ” ~


☆ むささび食堂 ☆





串に刺した、蕗の塔のベニエ。

蕗の塔を薄衣でふわっと包んだ、フリットです。

☆ むささび食堂 ☆




やなもり農園さんの冬大根と、春菊。


間には、フォアグラのソテイ。

フォアグラ、ふわふわした食感で、とてもジューシーです。


大根は、日本料理の煮物のように、上品な薄味で、炊き上げています。

そして、芯まで、均一に、しみじみと味を含んでいます。

大根、甘いですね音譜


下には、堀川ゴボウのフラン。

堀川ゴボウをすり潰して、滑らかなペースト状にしたもの。


堀川ゴボウと大根。

どちらも厳しい冬を土の中で育つことによって、しっかりと養分を蓄えた野菜。

色も風味も全く違うもの同志ですが、それぞれの持ち味を強く出しながら、

お互いを引き立てています。


☆ むささび食堂 ☆



先程の写真の状態のお皿の上に、

琥珀色のアツアツのコンソメが、たっぷりと注がれます。


コンソメの中身は、山鳩に、うずら、鹿、いのししで取ったスープ。

4種類のジビエの旨みが入った、複雑で深みのあるコンソメスープです。


大根とフォアグラ、そして堀川ゴボウを、ジビエのコンソメに絡めながら一緒に頂きます。

それぞれの食感と風味が調和して、とても美味しいです。音譜


大根、堀川ゴボウ、そして、4種類のジビエ。

冬の時期に旬を迎える材料が、1つのお皿に介した料理。


そして、お皿の縁には、春の訪れを告げるように、

さやかな薫りのする、ふきの塔が添えられています。


季節が、冬から早春の時期に移ろう、2月中旬の時期にふさわしい料理ですねリス



☆ むささび食堂 ☆






6皿目 ;

『 Pisson du Jour Frais , Saouce Bouillabaisse Emulisionee 』

~ 高知県宿毛から届く最高鮮魚 

               南仏の香りと “ やなもり白菜 ” ~



甲殻類のダシで取った、ブイヤベースの泡をたっぷり絡められた、

高知県宿毛で水揚げされた、黒ムツと、やなもり農園さんの白菜。


☆ むささび食堂 ☆





しっとりとしていて、淡白さと上品な旨みを兼ね備えた、黒ムツ。

海老の風味の感じられる、ソースが絡まって美味しいです。

フランス南部の郷土料理的なブイヤベース( 海鮮スープ)も、

SAKURAさんでは、現代的で洗練された、スープになるんですねリス


エアー(泡) なので、魚との絡みも軽くて、良い感じです音譜

コリアンダーも使用しているそうで、ちょっとエスニックな薫りもアクセントに。

☆ むささび食堂 ☆





黒ムツの下には、やなもり農園さんの白菜が、たっぷりと敷き詰められています。

甘いですね!!


こちらも、ブイヤベースを良く合います。リス


☆ むささび食堂 ☆






胚芽パン。食パン

ふかふかで、風味が濃厚です。


☆ むささび食堂 ☆




グラニテ(箸休め)の、ルビーグレープフルーツのソルベ。

上には、木苺りんごりんご


さっぱりしていて、お口の中がリセット&クールダウン音譜

☆ むささび食堂 ☆






7皿目 ;

『 Roularde d' Agneau Farci aux Champignons des Bois Sauce Armagnac 』

         ~ 西オーストラリア産仔羊鞍下肉と森茸のキャベツ包み 

                    “ やなもり九条葱と ”とアルマニャックソース ~


☆ むささび食堂 ☆






短冊状に丁寧に切り分けられた、仔羊肉の間には、

仔羊のラグー(挽き肉)が詰められています。

その周囲をさらに、キャベツでくるんと巻いて、下の写真のような筒型に形を整えて・・・。


小ぢんまりとした、仔羊肉のロールキャベツですねリス


乳呑み仔羊肉の中でも、鞍下部分。

ほぐれるように柔らかくて、臭みが全くありません。

羊特有の薫りも優しくて、ハーブやスパイスのような感じで、心地良いですね音譜


黒トリュフを散らした、ほろ苦甘くて、芳醇な薫りのアルマニャックのソースと、

仔羊の背脂と、やなもり農園さんの九条葱を使った、ホワイトソースを絡めて頂きます。


蒸し煮でじっくり加熱調理されて、レアな味わいも楽しめ、とても上品でした。


☆ むささび食堂 ☆






8皿目 ;

『 Macarons a la Pomme Vert Glace au the Darjeeling 』

         ~ 青林檎のマカロン ダージリン風味のアイスを奏でて ~


お皿の中央には、細長くカットされた青リンゴのお家家 の中に、

ダージリンのアイスクリーム。


両脇には、リンゴの形に見立てた、青リンゴのマカロンが添えられています。

☆ むささび食堂 ☆





ダージリンティーの薫り豊かなアイスを、

シャキシャキとした歯触りが心地良い、青リンゴと一緒に楽しめます音譜


カシューナッツのチップと、シナモンパウダー、

そして、さらさらで透明感のある優しい甘みのシロップが一緒に添えられています。


青リンゴのクリームを挟み込んだマカロンは、

しっとり感と軽やかさを兼ね備えていて、爽やかな風味リス

☆ むささび食堂 ☆




晩秋~初春に変わるこの時期を、

やなもり農園さんのお野菜と、多彩な材料で、詩的に表現された、

美しいプレゼンテーションのコースでした。


そして、伝統的な料理法をベースとしながら、

それを軽やかさと華のある、現代的な料理で表現されているのが、SAKURAさんらしいな、

と感じましたリス



最後に、コーヒーとお茶菓子を頂きます。コーヒー


☆ むささび食堂 ☆





お茶菓子は、右上から時計回りに、

・ ブルーベリーのゼリー

・ ミルクのホワイトチョコ

・ カシスのマシュマロ

・ 砂糖菓子

・ 一口サイズのマドレーヌ


どれも、適度な甘さで、美味しかったです。


とくに、マドレーヌ。

レモンの薫りが効いていて、良い感じでしたリス

☆ むささび食堂 ☆




SAKURA サクラ

http://www.newotani.co.jp/osaka/restaurant/sakura/



℡ 06-6949-3246


大阪府大阪市中央区城見 1-4-1


お昼 11:30 ~ 14:30   夜 17:00 ~ 21:30


定休日 月曜日



2012.04.08 / Top↑


☆ むささび食堂 ☆







2年前に、北摂に移ってきてから、定期的に食べに行きたくなるお蕎麦屋さん 『 蕎麦屋 木田 』 。


上品でクリアな、更科蕎麦もともて美味しいのですが、蕎麦以外の一品料理も絶品です。

とても丁寧に造られた、酒肴の品々・・・その酒肴とともに、江戸っ子気取りで、

お店で厳選された地酒を、店主の審美眼溢れる繊細な酒器で一献。


週末の昼間に訪れて、そのまま自宅に帰って寝落ちしてしまうことが、しばしばあります。リス



2年間で何度も足を運んでいる木田さんですが、

今まで、温かいお蕎麦を食べたことがありません。

この日は、とても寒かったので、初めて温かいお蕎麦を頂くことにしました。


その前に、

いつものように、アテを何品か注文します。


『 鯖のきずし 』

供された時に、見ているだけでウットリとするような断面です。

適度な優しい酸味。

大き過ぎずに、適度な大きさの鯖。

身は柔らかく、皮目も歯を入れるとぷちんと弾けるような薄さ。

脂の乗り具合も、くどさがなく、美味しいです。


☆ むささび食堂 ☆





さっぱり爽やかな、生姜醤油と一緒に頂きます。

醤油はもちろん、加減醤油。

生姜の爽やかな香りを引き立てていますねリス


くどさのない脂と、爽やかな酸味が絶妙な、とても美味しい鯖のきずしでした。

これだけでも、お酒を十分に飲めますね音譜


☆ むささび食堂 ☆






2年間、何度も頂いている、『 蕎麦がき 』


立ち上る湯気のホクホクした感じと、香りがとても幸せです。


朱塗りの器とのコントラストも、とても美しいです。


食べた時の、蕎麦の香りがたまりませんねリス

モチモチした食感も良い感じ音譜


☆ むささび食堂 ☆





最初はそのままで・・・。

そして、一緒に添えられている、お出しの香りが効いた、加減醤油を少し垂らしながら頂きます。

クゥ~~、またまたお酒が進みますリス


☆ むささび食堂 ☆





2年間通い続けて、以外にも、今まで食べたことがなかった、温かいお蕎麦。

『 揚げ餅蕎麦 』


お餅を薄衣で包んで一度揚げた、揚げ餅。

仕上げに、表面を軽く炙っているので、香りが香ばしいです。

表面の衣がお出しを吸って、揚げだし餅に。

とても美味しいです。リス


白葱、三つ葉、柚子の皮、鶏の笹身が一緒に入っています。

☆ むささび食堂 ☆





立ち上る、柚子の香り。

心地良く、気分も温まります。


☆ むささび食堂 ☆






鶏の笹身。

最初から、ぐつぐつしているお出しに入れているのではなく、

最後の仕上げに、入れているのだと思います。

しっとりとしていて、美味しいですリス

☆ むささび食堂 ☆




自宅から近くて、2年前に初めて訪れて依頼、

定期的に足を運ぶ、蕎麦屋 木田さん。


細部にまで行き届いた繊細な仕事。

料理だけではなく、器使い、お店のしつらえ、温かいおもてなしに至るまで、

その細やかさがうかがえます。


2年間の間に、何度も訪れた木田さん。

これまでに撮った料理や店内の写真を、一挙にご紹介しますリス




『 にしん蕎麦 』


えっ! これが、にしん蕎麦!?

にしんが載ってないやん!?目


☆ むささび食堂 ☆





それは、にしんが別皿で供されるからですリス

しかも、頭を落とした片身を丸ごと!!

☆ むささび食堂 ☆





魅惑的なルックス。

適度に脂がのって、肉厚。リス

☆ むささび食堂 ☆





箸を入れると、スッとほぐれる柔らかい身。

味付けは、言葉で表現できないほど、絶品!!


弱火で、ゆっくりと炊いてから、

ゆっくりと冷ましているらしく、

表面は辛過ぎることなく、中まで均一に、味が染み込んでいます。


酒肴として、

そのまま食べて良し、

鉢の中に落として、お蕎麦と一緒に頂いても良し音譜


☆ むささび食堂 ☆





薬味は、刻み葱と、京都原了郭の黒七味。

左の写真は、蕎麦つゆではなくて、ほうじ茶です(笑)。


☆ むささび食堂 ☆






『 小天丼 』


小振りなお茶碗に、上品に盛られたご飯の上に、

小振りな海老 3匹と、季節野菜。

この時は、季節が夏だったので、茄子やカボチャなど。


天つゆが、うっすらと掛けられています。


まるで、トッピングのように、いつもお蕎麦と一緒に頼んでしまいます。リス

☆ むささび食堂 ☆





お漬物。

☆ むささび食堂 ☆






店内。

こちらは、奥の個室スペース。

☆ むささび食堂 ☆





お店の外観周り。

☆ むささび食堂 ☆






店内。

白い和紙を基調とした、素敵な空間。

奥は、厨房。

☆ むささび食堂 ☆






美味しい日本酒が厳選して、用意されています。

どれも、外れなし。


酒器が、うっとりするくらいに、美しいです。

☆ むささび食堂 ☆






酒肴の品々と、お蕎麦。


上段左端から、

天然もずく酢、温豆腐、穴子の白焼き。


太くて、しっかりとした歯応えと弾力のある天然もずく。

加減酢は、さっぱりとした酸味に、まろやかな甘み、出汁の風味も効いていて、

良い塩梅ですリス


出来たての温豆腐からは、ふわ~っと、豆の甘い香りが立ち上ります。

口の含んだ時の豆の香りと甘さもすごい!!

そして、食感はブリュレに近い感触。

カツオの効いた加減醤油を垂らして頂きます。


品の良い白身の適度な大きさの穴子。

表面の水分を飛ばした皮目は柔らかく、中の身はふっくら。

塩も強すぎることなく、お酒が進む頃合いです。リス



中央の左は、せいろ蕎麦。(書かなくても、分かりますよね。笑)

クリアで品の良い味わいのお蕎麦です。


右側は、天ぷら盛合わせ。

四季折々の美味しいお野菜が、ふんだんに盛り込まれています。

お塩と、天ダシで頂きます。

☆ むささび食堂 ☆


下段は、烏賊の塩辛、つぶ貝の旨煮、もろみ豆腐。

どれも、お酒にぴったりと寄り添う、酒肴です。


烏賊の塩辛は自家製。

この烏賊の塩辛・・・これまで食べた塩辛の中でも、ベストなくらい、絶品です。

箸が止まらなくなります。


つぶ貝は、爪楊枝で、殻から外して。

ぷるんあせるとした、身をひっぱり出します。

上品な、薄味でありながら、しっかりと味が染み込んでいて、美味しいです。

ワタのほろ苦さも良いですね音譜


このもろみ豆腐が絶品。

豆腐は、沖縄のとうふようのように、発酵していてトロトロです。

ねっとりとチーズのようにコクがあり、鼻腔を抜ける、麹の薫りがたまりません。


少しずつ削りながら、日本酒をチビチビと頂きます。



週末のお昼にも、よく訪れる、蕎麦屋 木田。

とくに週末は、いつもウェイティングなので、少し時間を外して訪れるのですが、

お蕎麦と酒肴の、あまりの美味しさに、ついついお酒を飲み過ぎて、

家に帰って、のんびりしてしまうことが多いです。


自宅から、さほど遠くない場所に、こんな素敵なお蕎麦屋さんがあるのは、

嬉しいです リス

でも、これから先、この場所を離れて暮らすことがあっても、定期的に訪れるお店だと思います。



蕎麦屋 木田


http://www.sobaya-kida.com/


℡ 06-6848-5455


大阪府豊中市東豊中町5-30-25


お昼 11:30 ~ 14:30(LO)  夜 17:00 ~ 20:30(LO)


定休日 火曜日 (祝日の場合、翌日)


















2012.03.13 / Top↑
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