『 加太湾周辺を散策♪♪ 』
加太港の近くにある、淡嶋神社境内にある、お土産屋さんを併設した食堂、
『 満幸商店』 でランチを食べた後、淡嶋神社を参拝します。
まずは、シュタ~ン♪と1クリックミ☆
満幸商店の6品のおかずが付いた、天然鯛の湯引き定食はこちらです。
⇒ http://ameblo.jp/musasabitaro/entry-10895014791.html
淡嶋神社の起こりは、鮮やかな朱塗りが美しい社です。
可愛らしい、リュックを背負った、女の子が参拝。
ゴールデンウィークのシーズンに入って、
家族連れの参拝客が多いです。
我が子への健やかな成長への願いを込めた、お雛様。
毎年、3月3日には、雛流しという行事が行われ、そんな親の子への願いが込められて、
船にぎっしり乗った、お雛さんを川に流すそうです。
童(わらべ)のお雛さん。
信楽焼きのたぬき。
中央は、たぬきの親分でしょうか!?
境内の脇に、祀られている、ご神水。
蛙の口から、後神水が滴り落ちています。
境内の、八重桜が綺麗でした。
淡嶋神社を参拝した後、すぐ近くにある、加太港に立ち寄ります。
加太湾の先には、友ヶ島が見えます。
定期船によって、島へ渡ることができます。
地元のトレッキングスポットです。
第二次世界大戦中は、軍事要塞として、利用されていて、
現在でも、島のあちこちに、砲台跡などが残されています。
漁から帰ってきた、船。
漁師さんが穂先に走って、波止めにロープを繋ぎます。
活魚の直売所。
加太港には、直場所が3ヶ所ほどあります。
今日は、正午をゆうに回っていたため、クローズ。
明日、改めて、訪れようと思います。
加太港を離れて、昔の昭和な雰囲気が色濃く残る、
淡嶋旧街道周辺を散策します。
途中、街道は小高い山に沿うような形で、南北に走っていて、
その周辺には、地元の小さな観光スポットが点在します。
そのうちの1つ、役行者堂へ向かいます。
117段ある階段を登った、小高い丘の上にあります。
役行者堂へ向かう途中、猫に誘導されるような体で、脇道にそれます。
子猫の向かった場所はこちら
目薬井戸です。
もちろん、現在は使用されていない井戸です。
小高い山に張り付くように密集する、,民家の中にひっそりと、その井戸はあります。
今から1,000年以上昔に、この加太の地には、7つの井戸があったそうです。
これらの井戸は、役行者(えんのぎょうじゃ)が造ったといわれ、
現在では、これらの7つの井戸のうち、目薬井戸だけが見つかって、
その他の井戸については、消息は分からないそうです。
役行者とは、飛鳥時代から奈良時代にかけた実在の呪術者で、
修験道の開祖といわれる人物です。
先程の、117段の石段に戻り、行者堂に向かいます。
階段の奥に見えるのが、行者堂です。
正式名は阿字ヶ峰 行者堂。
役行者を祀っています。
加太周辺は、修験道が盛んで、そういった人々が、
向かいの友ヶ島とも密接な結びつきのある、淡嶋神信仰を、
全国に広げていったそうです。
近隣で、最も小高い丘の上に位置しているため、
眼下に、加太港の街並みと、広がる海、そして、
その果ての友ヶ島まで一望できます。
行者堂のある小高い丘を降りて、再び旧街道を歩きます。
午後3時頃になって、小腹が減ってきたので、おやつを帰るお店を巡ります
よもぎ餅の専門店、『 先田本家 』 。
よもぎ餅の他に、加太ワカメと、寒天も販売されています。
よもぎ餅は、加太の名産の和菓子だそうで、この先田本家以外にも、
『 小嶋一商店 』 というお店もあります。
こちらは、地元の小学生に人気の、揚げパンのお店、『 キシモト 』 。
レトロな白塗りの引き戸を入ったすぐの場所で、
アツアツのパンを揚げてくれます。
ちょうど、キシモトのお店の向かいにベンチがあったので、
そこで、デザートタイム
『 キシモト 』 の揚げパン。
アツアツの温度が、手に伝わってきます。
表面は、サクサクしていて、中には甘さ控えめのあっさりとした、
アンコが入っています。
周りに付いている、ざらざらした砂糖が、甘さを補います。
正直なところ、ここでしか味わえない程に美味しい!!
という感じではないですが、
ちょっとオイリーな感じといい、
小さな頃に商店街の露店で食べた、ドーナッツのような、
懐かしい味わいで、郷愁感があります
先程の、よもぎ餅の専門店の 『 先田商店 』 のお餅。
表面のお餅はしっかり硬めで、中のアンコはぎっしり詰まっています。
ずっしりした重量感があるので、この3個でお腹がしっかり膨れます。
昭和な雰囲気が漂う、民家に囲まれた、旧街道で、
しばしのコーヒーブレイク をした後、再び市内を観光します。
旧街道の周辺には、小さなお寺がたくさん、点在しています。
その中の1つ、『 常行寺 』 。
このお寺の名物は、門を入ってすぐ左手にある、ビャクシンという巨木。
樹齢400年の和歌山県指定の天然記念物の大木です。
表面は、つるつるとした、サルスベリのような感じで、
大人2人で手を広げて、やっとぐるりを囲めそうな、胴周りです。
昨年訪れた、高知県四万十の原生林 もそうですが、
樹齢の大きな巨木に対峙すると、厳かで、
背筋がぴんと張りそうな、神聖な心地になります。
空き地には、山鳩(やまばと)が降りてきます。
人に対して、警戒感がないのか、近付いても、飛び立ったりしません。
加太駅に到着してから入手した、地図を片手に、加太の街を散策しました。
半径3km程度ほどの小さな街なので、3時間程度あれば、
十分に徒歩で観光ができると思います。
今回、写真で紹介した場所以外にも、幾つかのお寺や、建物、お店、石碑などを
観光しましたが、全てを載せると、あまりにも膨大になってしまいますので、
省略しました。
さて、市内の観光を終えて、加太湾の方へ歩いて、
海岸沿いを散歩します
たくさんの釣り人が集まる、波止場。
冒頭の写真のように、びっしりとテトラポットが敷き詰められていて、
穏やかな湾と、山並みの風景が広がる、気持ちの良い波止場です
水面は穏やか。
浮きの付近に、餌を投げ入れて、魚を集めます。
この辺りでは、小さな黒メバルが獲れるとのこと。
黒メバルとガシラは、加太漁港でも、良く獲れる魚のようです。
波止場では、たまにアジも釣れるとのこと。
今日は、残念ながら、あまり釣果は良くないようです。
波止場から、さらに海岸沿いを、北に歩いて、
地元で、通称、『 サンセットビーチ 』 と呼ばれている、砂浜に降ります。
モンシロチョウと犬の足跡
地元の小学生の男の子。
なんと、写真を撮って欲しいと申し出てくれるではありませんか!!
とても、嬉しい限りです
しかも、私の方からお願いしていないのに、とても自然体で、
素晴らしい瞬発力のあるダッシュを披露してくれます
また、加太漁港へ訪れる際には、是非またお願いしたい、名モデルさん達でした。
波打ち際まで近付きます。
海風に乗って、運ばれてくる、磯の薫りが清々しい。
砂浜に残された、メッセージ。
何かの約束かな・・・・。
先程まで誰かがいたであろう、言葉の温もりを感じます。
西日で、海面がキラキラして美しいです。
地元の、高校生らしき、カップルさん。
この微妙な、距離感が微笑ましいです。
もしかしたら、これから少しずつ距離が縮まって、
一緒に道を歩んで行くのかもしれませんね。
そう、
この素敵なご夫婦のように・・・。
もう2時間程で、漁港の日も暮れそうです。
これから、淡嶋温泉のお湯につかって、地元自慢の、紀州の桜鯛を食べます。
なんか、最後はおせっかいオジサンになっていた、むささび太郎にクリック(*^▽^*)σ
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