グルメ、旅、山登り。心に残る、フォトグラフ♪

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今日は、京都二条の山中油店にお伺いしました。



まずは、シュタ~ン♪と1クリックミ☆

☆ むささび食堂 ☆

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昔ながらの厳選した油を販売する油専門のお店です。

油といえば菜種油、コーン油、胡麻油、オリーブオイルなど抽出する素材によって色々ありますが、

山中油店のユニークなのは、店頭で販売されている食用油やオリーブオイルを全てテイスティングしたうえで

納得して購入できること。

どれも風味豊かな厳選油です。


☆ むささび食堂 ☆



お店の家紋と暖簾。

麻の暖簾が凛と張っていて気持ちが良いです。


☆ むささび食堂 ☆





山中油店は、平安時代に建てられた、一本御書所の跡地。
一本御書所とは、平安時代に世間に流布した書籍を保管する場所。


この辺り一帯は、平安時代に天皇の居所であった内裏(皇居)の中に位置し、所々に平安宮にまつわる石碑が存在します。


☆ むささび食堂 ☆




たとえば、平安宮内裏内郭回廊跡の石碑。

内裏は厳重な築地回廊で囲まれていたそうで、石碑が建つこの場所は内裏南西の武徳門の南にあたるそうです。

石碑の奥に少し見えますが、現在はフェンスに囲まれて更地の状態で保存されています。


☆ むささび食堂 ☆



平安宮内裏承明門跡。

平安宮における儀式などで重要な役割を果たした場所だそうです。

現在は民間企業のオフィスビルになっています。


☆ むささび食堂 ☆




他にも街中の至る場所に、こうした石碑とそれにまつわる説明が記された古木看板が見かけられます。

現在ではその土地の多くが、飲食店など商業施設やマンションなどの居住空間として活用されています。


日常の生活を営む場所で、こうした1200年も遡った歴史の名残が存在するのが京都らしいです。


☆ むささび食堂 ☆



山中油店は、そんな平安宮ゆかりの跡地、一本御書所のあった場所に、およそ200年ほど前に油店の商家として建てられ今日まで至るそうです。


☆ むささび食堂 ☆



現在も、現役で動いている水車。木造の水車本体にも苔や水草が生えていて、ナカナカの味。


☆ むささび食堂 ☆



様々な材料から精製された油各種。

ご覧のように一斗缶に一升瓶、小容量のサイズ、さらには量り売りまで対応しています。

☆ むささび食堂 ☆



奥の店内では、カウンター上にこれらの食用油と、20種類ほどのオリーブオイルが並べられていて、それぞれテイスティングをさせて頂けます。

まるで、ウイスキー工場で膨大な種類のモルト原酒をテイスティングさせてもらえるように圧巻!!


ちょうど店内奥は、事務所も併設されているため、写真撮影ができなかったことが残念です汗


変わりに、購入した3種類の食用油を自宅で撮影した写真をご紹介します。


左側から、胡麻油、天然なたね油、落花生油。

☆ むささび食堂 ☆


真ん中の天然菜種油の“まごどさ”。

岩手県一関市大東町にある、菜種油の製造販売所 “工房・地あぶら”が手がける自社ブランドの菜種油だそうです。


スプーンですくってそのまま口に含んでも味わえるくらいにピュアで、上質なオリーブオイルのような感じで、香りが爽やかです。

トンカツを揚げたり、油を大量に使った炒め物をしても油っこさがなく、胃もたれすることがありません。


まごどさとは岩手の方言で“孫たちへ”という意味だそうです。

工房・地あぶらのある岩手県の大東町では、昔から各家々で栽培した質の良い菜種を自家消費用として、委託油を搾る小規模な製油所がいくつかあったそうです。

そうした製油所が時の移ろいとともに、1つ2つ減って気がつけばなくなってしまったそうです。

そうした背景の中で、5年ほど前に若い地元のメンバーが集まって、昔ながらの丁寧な製法で上質な菜種油作りをする工房を立ち上げたそうです。


玉絞りの胡麻油も、味わいがピュアでローストした胡麻の爽やかな香りが心地良いです音譜

オリーブオイルにパンを浸すような感覚で、そのままパンに漬けても美味しいですし、茄子や豚肉などを炒めても、他の味付けや香り付けが全く必要がないくらいです。


落花生油。個性的な味わいで面白いです音譜

ピーナッツバターのような風味で、サラダなどのドレッシングのベースに活用したら、絶妙です(^∇^)



お昼ごはんの時間帯に差し掛かったので、ランチをします。山中油店さんが運営するアンテナショップ、

稜綺殿(りょうきでん)。

山中油店さんで取り扱っているオリーブオイルやイタリアの輸入食材を使ったランチが食べられます。

☆ むささび食堂 ☆




お店の玄関にある、平安宮内裏稜綺殿跡の石碑。

稜綺殿とは、平安宮内の宴や舞台の場所となった場所だそうです。

女性の楽人が琵琶や笛などを演奏し、舞台では唐の文化の影響を受けた唐装束をまとった踊り手が舞う華やかな場所だったそうです。

☆ むささび食堂 ☆



およそ100年間ほどお米屋さんとして使われていたそうで、そんな築100年の町家を紅殻(べんがら)、えごま油、柿渋などの自然塗料を使って、昔ながらの伝統工法で改修したそうです。

☆ むささび食堂 ☆



お米屋だった頃の往時のまま残された、おくどさん。

写真は撮っていませんが、中庭に面した場所には小さな五右衛門風呂も残されています。

☆ むささび食堂 ☆



歴史を感じさせる木の温もりが感じられ、この町家の中だけ別の時間が流れているような錯覚に捉われます。

☆ むささび食堂 ☆



☆ むささび食堂 ☆    店内入口に併設されている、物販スペース。
   山中油店さんで取り扱っている油各種をはじめ、

   イタリアから輸入しているオリーブオイルや野菜の

   オイル漬け、マーマレードなどが販売されています。












奥は中庭に面した、テーブル席。店内中央はオープンキッチンになっています。

ランチメニューは、山中油店が輸入しているオリーブオイルを使った、パニーニが柱商品になっていて、定番から季節商品、デザート系など、5種類程度のパニーニが用意されています。

定番の“パニーニ稜綺殿”に、ラザニアの付いたランチセットを注文します。


☆ むささび食堂 ☆













質感のある現代的な和食器のお皿に盛り付けられた、ランチプレート。

手前から反時計回りにラザニア、パニーニ稜綺殿、付け合せのサラダと、イタリア野菜のオイル漬け。

☆ むささび食堂 ☆




たっぷりのチーズ。
ふっくらしたラザニアの生地の中にほうれん草や細かく切り分けられた野菜がふんだんに入っています。

黒胡椒の薫りがアクセントに音譜


☆ むささび食堂 ☆



パニーニ稜綺殿。

オイル漬けのスライスしたアーティチョークに茄子、ドライトマト、ハムとチーズがサンドされています。


☆ むささび食堂 ☆



イタリア野菜のオイル漬け。

グリエされた茄子に、赤と黄色のパプリカ、アーティチョーク。


サラダには、オレンジのような甘い風味のする柑橘系のドレッシングがたっぷりと和えられています。

☆ むささび食堂 ☆



今回は注文しませんでしたが、和スイーツなスムージーやティラミス、お茶のカプチーノや抹茶ラテなど、カフェメニューが豊富に取り揃えられています。


アンテナショップとして、上質な山中油店さんの油やオリーブオイル、輸入食材を使うと小狭な一人暮らしのキッチンスペースでも、こんな料理ができるという提案がきっちりと出来ていて、アンテナショップの役割を果たしていると思います。

そして、築100年の町家を取り壊すことなく丁寧に改築して商業施設として活用する取り組みも良いと思います。

店内に足を踏み入れると、外の世界から切り離されたような、ゆったりとした時間が流れています。

そして、山中油店さん。

オイルショックの翌年に生まれ、その後の高度成長期を過ごした私には油専業店で油を購入した記憶が全くありません。

私だけではなく、大半の方が食用油や調味料はスーパーやコンビニで購入されていると思います。

さらに現在では、インターネットやメディアを通して様々な情報が容易に得ることができるので、比較検証しながら効率良く必要な物が入手できる時代。

そういった利便性を享受しながらも、産地やお店に訪れて自分に合ったものを感じ取れるような感覚を養うことも大切だと感じました。


【 山中油店 】


住所 : 京都府京都市上京区下立売通智恵光院西入 508  地図  


電話 : 075-841-8537


ホームページ : http://yoil.co.jp


営業時間 : 8:30~17:00


定休日 : 日・祝日、第2・4土曜日

国産菜種油 180ml瓶 693円、玉搾り胡麻油 180ml瓶 609円、落花生油 180ml瓶 1,155円。


各種食用油をオンラインショップでも購入することができます。

でも、平日か第1・3土曜日に訪れることが可能なら、現地に訪れて実際に様々な油をテイスティングして購入してみることもお薦めします。

【 稜綺殿 】


住所 : 京都府京都市上京区浄福寺通下立売上ル  地図  


電話 : 075-801-3125


ホームページ : http://www.ryokiden.com/


営業時間 : 10:00~18:00(LO 17:30)


定休日 : 水、第3火曜日


パニーニ稜綺殿とラザニアのセットで1,250円。

パニーニ稜綺殿単体では650円で、+600円でラザニアが付きます。

各種パニーニの単体価格に600円上乗せしてラザニアが付く仕組みになっています。


本物の町家の空間が体験できる、居心地の良いカフェ。

和素材なデザートも豊富に取り揃えているので、カフェ使いにも最適です。





山中油店さんと油で揚げたトンカツに驚愕な、むささび太郎にクリック(*^▽^*)σ

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