グルメ、旅、山登り。心に残る、フォトグラフ♪

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すさみ漁港の昼セリへ。

午前中から沖合いに漁に出ていた船から、
新鮮なカツオが漁港に水揚げされ、午後2時の競りにかけられます。


関西では、品質の良いことで定評のある、ブランドカツオ 和歌山周参見のケンケン鰹。

黒潮に乗って、すさみ沖に流れ込んできた、
この地域の鰹が高く評価されているのは、特殊な漁法と、
船上から港に持ち込むまでの鮮度管理のよるそうです。

網で漁獲するのではなく、
一隻の小さな船に、1~2人で乗り込み、
鰹の好物である、イカやイワシに似せた疑似餌で、1本1本丁寧に釣り上げるそうです。

巻き餌をまいて、網で漁獲するのではないので、
内容物による内臓からの腐食がなく、そして、網で魚体が傷付くことがないようです。

そして、さらに、
釣り上げた鰹は、すぐに活け締めにして、血抜きをした上で、
海水に氷を浮かべた氷水に、頭から突っ込んで、港に持ち帰るので、
血が回ることなく、鮮度が抜群。

すさみの鰹が美味しいのは、
漁師のこうした漁獲と、鮮度保持の技術によって作り上げられています。
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ケンケン鰹漁船。

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氷水が敷かれている、青い箱の中には、
先ほど釣り上げたばかりの新鮮な鰹がいっぱい詰まっています。
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すさみ漁港内。
競りが始まる前の、風景。
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水揚げされた鰹がたくさん運び込まれてきます。
きらきら眩しいですね。
鮮度の良い鰹を見分けるポイントの1つに、尾の色で見分けるそうです。

下の写真のように輝く銀色の尾のものは、近海の沖合いで獲れた、
丁寧に漁獲されて、鮮度の良い鰹。

尾が黒っぽいものは、
遠洋で網で漁獲された鰹だそうです。
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お腹の辺りがぷっくらで、とっても美味しそうなルックスですね ♪♪

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縦縞もくっきりしていて、クリア。

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午後2時頃、定刻通りに競りが始まります。

競りといっても、少人数で行われていて、
一般的な漁港や市場の張り詰めたような空気がなく、とても和やかに勧められます。

また、私達のような部外者は見学する時に感じる、アウェーな雰囲気も全くなく、
とても居心地よく見学ができます。

そして、もう1つ特徴的なのが、
競りに並んでいる、魚種はケンケン鰹だけ。
他の魚種は全く並んでいません。

この地域の漁師さんは、複数の魚種を狙うのではなく、
今の時期には、1本釣りの鰹だけ、
そして、7月頃になると、昼釣りのスルメイカといったように、
1種類の魚種、あるいは少数の魚種を絞り込んで、漁をされるそうです。

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競りにかかった、ケンケン鰹が次々に、運ばれていきます。
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ホースで水を巻いている所。
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競りを見学した後、先程水揚げされたばかりのケンケン鰹が食べられる、
地元の食堂へ。

『 すさみ 食堂 』
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居心地の良いカウンター席。
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テーブル席。

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民家の中にある、小さな地元の食堂。
今の時期にしか味わえない、ケンケンの初鰹のほかに、
地元の名産、イノブタ丼も名物だそうです。

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先程、競りにかけられたばかりの、ケンケン鰹。
淡いロゼ色がかった色で、とろ~りを柔らかそうです。

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噛むと、ほろっと身がほぐれるような、柔らかい食感。
モチモチとしています。

嫌な酸味が全くなくて、上品ですっきりとした赤身の美味しさ。

豊かなコクもあって、味わい深いです。

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腹身の部分を頂きます。
初がつおだけど、少し脂が感じられ、醤油を少し付けると、美味しいですね。

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2kg近くあるカツオの半分を、家人と2人で、完食。
あまりの美味しさに、お箸が休まることなく、モクモクと食べてしまいました。


残りの片身を自宅に持ち帰って、
即席のカツオのタタキ。

チリチリという音が、食欲を駆り立てます。

日中食べたのが、あまりに美味しかったので、
飽きることがありません ♪♪

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透き通るくらいに、薄くスライスした玉葱を一緒に絡めて、
ダイダイの薫りのするポン酢で頂きます。

日中と全然変わらない美味しさ。
身がとても柔らかい。

きちんと処置をして、持ち帰ると、十分に美味しく頂けます。

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鮮度の良さが成せる技、カツオのレバー。
地元では、珍子と呼ぶそうです。

味わいと食感ともに、鮮度が良い、牛のレバーそのまま。
魚特有の生臭さが、全然感じられません。

岩塩を溶かし込んだ、風味の良い胡麻油とともに頂きます。

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今回現地で、私達が購入したカツオは2000円。

大阪市内のスーパーで購入すると、2倍~3倍近くの価格です。
さらに、昼に水揚げされてからトラックで輸送されるという流通の事情で、
どうしても、翌日に店頭に並んでしまいます。

経済的な側面では、現地に行く高速代やガソリン代などを考えると、
単純にどちらが良いとは言えませんが、
現地でしか味わえない、鮮度の良いカツオを食べに訪れるのは、
十分に価値があると思います。


地元の漁師の方は、多種類の魚を漁獲するのではなく、
基本的には、その時期時期の単一の魚種を獲るそうです。

7月に入ると、スルメイカがたくさん水揚げされるそうです。
また、現地に訪れて、鮮度の良いイカを食べたいと思います。














2012.06.19 / Top↑

初がつおを食べに、和歌山の周参見(すさみ)漁港へ。

周参見といえば、小型の船で、疑似餌を使って、鰹を1本1本丁寧に釣り上げる、
『 けんけん漁 』 が盛んな、港町です。

時期的には、初がつおのシーズンもまもなく終わる頃。
産地で鰹を味わうのが、ぎりぎりセーフ。

水揚げされたばかりの新鮮なケンケン鰹を楽しみたいと思います ♪♪

早朝から、高速道路を飛ばして、和歌山へ。

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目的地まで4時間を要するクルージングなので、
途中、インターチェンジで休憩。

ジュースタイム& 久しぶりに触る一眼レフの勘を取り戻すためのウォーミングUP。

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和歌山といえば、ミカンなどの柑橘類。

伊藤農園の、“みかんしぼり” と “きよみしぼり” 。

どちらも、自然な果実味でさっぱり。

ミカンは熟したような甘さ、
きよみは、酸味がすっきりしていて、とってもフレッシュ。

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さらに、車を走らせて目的地へ ・・・・


高速道路を降りて、
海岸線沿いの道を走ります。

どこまでも広がる水平線が、とっても開放感。

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防波堤の上に、誰かが並べた、綺麗な石。

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大阪市内から、車で3時間。
周参見に到着しました。

お昼の競りの時間まで、少し時間があるので、
近隣を散策します。

すさみ八景の1つ、江須崎。
水平線に向かって、豪快に突き出すような岸壁の上から観ることができる、
視界の開けたパノラマ展望が有名な、観光名所です。

近くには、珍しい海老やカニを集めた、『 エビとカニの水族館 』 や、
海外のリゾートアイランドっぽい、『 江住海岸公園 』 があります。

この公園内の遊歩道は、いろいろな低木樹や果樹が植えられていて、
ある地点に近付くと “赤とんぼ” や “夕焼け小焼け”、 “めだかの学校” などの、
懐かしい民謡が流れてくる仕掛けが施されています。

ここからの、夕日はとても美しいそう・・・。
今回、観ることができなかったのが残念です。

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江須崎。

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岸壁に貼り付くように茂っている、木々の間から写真を撮ります。
足をすべらしたら、一貫の終わり。

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長い年月をかけて、削り取られた、岸壁。
天候は穏やかですが、
打ち寄せる波は、荒々しい。

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敢えて少し危険を冒して、
木々の中に分け入り、足場の悪い斜面へ。

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木々の中を通り抜けて、少し視界が開けたと思うと、
いきなり、足元は絶壁。

頭が少しクラクラします。

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2頭のクジラの親子みたいな、海面にぽっかり浮かび出た小島。 

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遊歩道を通り抜けると、
対岸の無人島、江須崎島へ渡る、道があります。

島内には神社と、小さな灯台があるそうです。




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江須崎島のほうへ渡る、遊歩道を歩きます。
ここからの、海の眺めがまた美しいです。

岸壁の上からとはまた違う、眺めですね。

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江須崎島の入り口の鳥居。
ここからは、神社へ通じる道と、
さらに、その先の灯台へと続く、舗装されていない獣道があるそうでうす。

トム・ソーヤ的な冒険心が駆り立てられますが、
今回は、時間がないので、ここまでで断念。


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カツオの昼セリを見学するために、すさみ漁港へ

すさみ漁港へ向かう道中、目に止まった、名水 『 天鳥の水 』 。
道路から分岐している、舗装されていない道を指しています。

カツオの昼セリが始まるまで、あまり時間はないのですが、
どうしても気になって、立ち寄ることにします。

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視界の開けた、広大な大地。

後で分かったことですが、モトクロスのコースとして使用されていたそうです。

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山の中を削り取って、開墾された土地。
西部劇を連想させます。

奥に見えるのが、『 天鳥の水 』 のある、プレハブ小屋。

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天鳥の水。
岩肌の中に通している、給油ホースのような管から、水が出てきます。

天然水を引っ張るのに、およそ300メートルほど、掘ったそうです。

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プレハブの壁面に記されている価格表示。
悪くない価格ですね。

水のプレハブを管理しているおじさんが、容器に応じて、名水 天鳥の水を入れてくれます。

お水は、常温なのですが、
おじさんが、プレハブの中から冷蔵庫でキンキンに冷した、天鳥の水を少しだけ、試飲させてくれました。

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広大な太平洋と、背後に豊かな山々をようした、周参見の名水 『 天鳥の水 (あまどりのみず)』 。

ミネラルが豊富で、とても硬質なお水ですね 。

ミネラルを感じる六甲山系の地下水よりも、硬度が高い印象でした。

地元の名水で、喉を潤しながら、これから周参見の日戻りケンケン鰹の競りを見学します。

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2012.06.10 / Top↑


北摂から、車を飛ばして1時間。
大阪八尾に来ています。


『 懐石料理 佑和 』
http://www.k4.dion.ne.jp/~yu-wa/

昨年、親しくして頂いている方のブログを拝見して、以前から気になっていたお店。

新緑の美しい、5月の懐石料理を頂きます。

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~ 先 付 ~  
(器 ; 十二代柿右衛門平皿)

自家製白胡麻豆腐  姫トマトのお浸し  生じゅんさい

美しい白地の上に、塗られた藍色の染付け。
間近で改めて見る、柿右衛門の皿は、
凛とした気品と同時に、何ともいねないような温かみが感じられます。
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丹念に、そして、しっかりと練り上げられた感のある、
白胡麻豆腐は、とても滑らかで、モチモチしています。

風味は濃厚で、キレが良いような上品さもあり、
執り付かれたように、何度も口に運んでしまうような美味しさ。

優しく、味を調えられた、加減出しとのバランスも良いですね。

瑞々しさのある、姫トマトが甘酸っぱいような爽やかな風味と、
若々しさを感じさせる赤色が、料理に彩りを添えます 。
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そして、
何気ないけど、嬉しいのが、
品質の良さを感じさせる、“ じゅんさい ”。

軸がしっかりしていて、歯触りが良く、
それを覆う、じゅんさい特有のゼラチン質も厚みがあって、
お出しと一緒に頂くと、とても美味しいです。
これこそ、まさに、5月の味ですよね!!

今の季節を十分に味わったような、
繊細さと、印象深さを兼ね備えた、
とても美味しい、胡麻豆腐でした。



~ 煮物椀 ~  
(器 ; 林 勝 七福神蒔絵椀)

竹の子の真蒸 すまし仕立て 

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蓋を開けた時に広がる、木の芽の爽やかな薫り。

お椀の中には、
可愛らしい空豆と、竹の子。

ぷりぷりした空豆は、噛むとほっくりした食感で、空豆特有の青臭いような薫りが広がります。

穂先の方を使った竹の子は、とっても柔らかくて、瑞々しく、
とうもろこしのような甘い風味が感じられます。
真蒸(魚のすり身を蒸したもの)には、竹の子の穂先の柔らかい部分がたっぷり入っていて、
食感が心地良いですね。
一般的に用いられる鱧(はも)や鱈などではなく、
真蒸ために、北海道から特別な魚を取り寄せているそうです。
すり身に魚そのものの味が濃くて、食感もしっかりとした存在感がありますね。

真蒸の腰より少し上くらいの高さまで張られた吸地は、
いうまでもなく、美味しいですね。
とても上品で、それでいて奥深い味わいです。



お椀の見返し(蓋を開けた時の裏側の絵) は、七福神。

それぞれの蓋に描かれている七福神の神様が違うそうです。
私に供されたのは、“ 福禄寿 ” 。
幸福と長寿の神様。


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そして、妻のが、“大黒天”。

この日が、別段、特別な日ではないのに、
ハッピーな気分になれるような、福々しい、お椀でした。

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~ 向 付 ~  
(器 ; 水野浅草庵 定家詠短冊向)

明石産 天然真鯛 、梅雨いさぎ、たいらぎ貝、
日南産 きはだ、はり烏賊、自家製桜ますの燻製


短冊のように、縦長な器に、整然と盛りつけられた、お造り。
美しい絵があしらわれた、本当の短冊のように、美しいです。

お造りを食べ進めると、
おそらく、この季節にちなんだと思われる、詠が表れるのが雅ですね。

源氏物語の貴族になったような、気分 ♪♪

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お造りは、2種類のお醤油で頂きます。

上段が、通常の造り醤油。
カツオの薫りの効いた、お醤油です。

そして、下の段が、
白醤油のお醤油。
通常の黒色のお醤油よりも、塩分がしっかりめ。
淡白な、白身魚に合いそうです。

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きはだ鮪。
噛むとほぐれるような柔らかい赤身。
味もほどよく、濃くて、上品ですね。

独活(うど)を用いた飾り切りも、鮪の赤色とのコントラストがくっきりしていて、
美しいです。
シャキシャキした歯触りも良いですね。

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この時期が旬で、美味しい、イサキ。
麦わらイサキって、良く言いますよね。

この時期、塩焼きで良く食べますが、
お造りで頂くのも嬉しいですね。

旨みが凄いです!!
黒いお醤油を、切り身の端にちょこんと付けて頂くのも美味しいですが、
白い醤油で頂くと、また違う味わいを楽しめます。

若草色の飾り切りも、細工がとても細かくて、美しいです。
瑞々しくて、しゃきしゃきした歯応え。

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はり烏賊。
コリコリした食感と、跳ね返るような弾力。
細かく鹿の子に、切り込みが入っているので、甘みが感じられ、造形的にも美しいですね。

菖蒲(しょうぶ)の花に見立てた、人参も透き通るような美しさ。

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甘くて、濃厚な味わいが大好きな、たいらぎ貝。
表面を軽く炙っていて、ほのかな温かさと、香ばしさ。

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明石産の天然タイ。
しこしこした弾力があって、上品な白身。

こちらは、絶対に白い醤油がおすすめ。

添えている野菜は、中心をくり抜いた、胡瓜。

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タイの皮を寄せた、煮こごり。
おそらくゼリーの中には、鯛で取ったスープも入っているんでしょうね。

これだけで、じっくりと日本酒飲めそうです。

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この時期に美味しい、自家製さくら鱒の燻製。
桜の木のチップで、燻製にしているそうです。

食べたい衝動に駆られるような燻製香、
凝縮した旨み・・・たまりませんね!!

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この時期の上質な素材と、細やかさの感じられる、
美しい向付でした。



~ 中八寸 ~    

鯵のちまき寿司 、鯛の子旨煮 、鯛の焼き白子 、生湯葉 、つぶ貝旨煮 、 
合鴨ロース赤ワイン煮 、芥子蓮根 、茄子にしん 、紫花豆 、花山葵 、
車海老と姫オクラの胡麻酢和え 、からすみ

目が冴えるようなコバルトブルーの美しい平皿に、
今の時期に旬を迎える、八寸が満載。

五月を題材にした、美しい絵画を鑑賞している気分です。
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花山葵のお浸しと、焼き白子。

焼き白子、少し塩を利かせていて、美味しいですね。
味も濃厚。

花山葵は、爽やかで、春の薫り。

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大きくて肉厚な、つぶ貝は、程良い甘辛さ。
サクッとほぐれるような食感も良いですね。
叩き木の芽の薫りを添えて・・・。
  
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そして、つぶ貝の下には、飴色になった、蕗。
海と山の素材の出会いですね。

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さらにお酒が進む1品。
鰊(にしん)の身はしっとりとしていて、中までしみじみと味が入っています。

鰊の下に隠れている、茄子。
鰊を炊いた旨みが入り込んでいて、美味しいですね。

懐かしい、お婆ちゃんの味。

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涼しげな、ガラスの猪口に入った、生湯葉。
程良い加減に調えられた、出し醤油に山葵を溶かして頂きます。

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合鴨ロースの赤ワイン煮。
しっとりしていますね。

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表面の照りが美しい、紫花豆。
三温糖かな・・・? とても上品な甘みです。
豆もしっとりと柔らかいですね。

芥子蓮根はさっくりした歯応えが心地良く、
中に詰めている黄身芥子も滑らかで、優しい味わいです。
 
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鯛の子の旨煮。
こちらもお酒が進みますね。

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芋茎(ずいき)と、海老、姫オクラの胡麻酢和え。
滑らかな餡が絡んで、美味しいです。

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表面を軽く炙った、からすみ。
中はしっとり。
お酒に合うのは、言うまでもありませんね。

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笹の葉の薫りを移した、鯵のちまき寿司。
しっかりめに塩が効いていて、美味しいです。

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1つ1つの料理が、強調し過ぎることなく、上品な味付けで調和の取れた、
新緑の萌えるような春を感じる八寸でした。

八寸、もちろん日本酒と一緒に頂きます♪♪

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10種類の中から、好きな酒器を選べます。

どれも、外しがたい、素敵な酒器。

作家と銘柄。

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散々悩んだ末に、こちらの酒器に。
日本酒を注いで、映し出される、底の碧い色が美しいです。

福島県のお酒、『 写楽 』 純米吟醸を頂きます。

先程の八寸と良く合います。

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~ 焼 物 ~  
(器 ; 森俊山 乾山正角花鳥絵皿)

若鮎の風干し 

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中まで、均一に塩が入っていて、旨みが凝縮されています。
木の葉に見立てた、新生姜も爽やかです。

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さっぱりとした、土佐酢をつけて頂きます。

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鮎の風干しに使われていた、花鳥絵皿。

鮎だけに、“鵜飼(うかい)” と “鮎の火振り漁 ” なのが粋ですね!!

左下の、可憐な赤い花も、おそらくこの時期の花なのだと思われます。

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~ 温 物 ~  
(器 ; 林 勝 海松貝蒔絵椀)

名物 とろろ饅頭

名物というのが納得。

表面をきつね色に揚げて、香ばしい饅頭を割ると、中はとろりとしていて、
黄色が鮮やかな、粟麩が入っています。

餡を絡めて食べると、とても美味しいです。

包丁で切り込みを入れられた、キヌサヤの造形も美しく、
散らしている、蜜柑(みかん)の花びらも可愛らしくて、オシャレですね。

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貝などが描かれた、お椀の見返し。

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描かれている海松貝(みる貝)の中を良く見ると、
キラキラと本物の貝殻のかけらも・・。

凝っていますね。

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~ 凌 ぎ ~  
(器 ; 加藤 作助 織部透向) 

境港産 ミンク鯨龍田揚げ

ほぐれるような繊維の柔らかい、ミンク鯨。
とってもジューシーで、幼少の頃を思い出す、懐かしい味。

素揚げされた、肉厚な万願寺唐辛子も甘みがありますね。

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一緒に添えられている、生姜塩を漬けて頂きます。

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~ 強 肴 ~  

炭火焼き 韓国産特上鱧 、バチ子

関西で鱧といえば、梅雨明けの7月から、落ち鱧といわれる9月頃までが旬ですが、
韓国産の鱧は今が旬。

韓国産の鱧は、国内の鱧よりも美味しいといわれています。

右上の梅肉醤油を付けて頂きます。

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皮目からゆっくりと焼きます。
身の回りが白っぽくなってきたら、ひっくり返して、表を焼いて、
軽く焦げ目を付けて、頂きます。

身が柔らかくて、ジューシー、とっても旨みのある鱧。
骨も全く当たりませんね。

濃厚で、さっぱりとした、梅肉醤油と、とてもよく合いますね。

めったに、食べる機会のない、高級珍味 ばち子(なまこの卵巣を開いて干したもの)。

とても香ばしくて、凝縮した旨み。
これほど、日本酒に良く合う珍味はありませんね。

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~ 食 事 ~  
(器 ; 中川 一辺陶 土楽御飯鍋) 

碓井えんどう御飯

ご飯は、伊賀焼きのどっしりとした、土鍋で供されます。

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彩りが綺麗な、うすいえんどうご飯。
豆の薫りが部屋の中に広がります。

皮が薄くて、中はホクホク。
豆の味も濃いですね。

ご飯も程好い塩味が上品で、うすい豆から出ているダシが、
ご飯に移って、美味しいです。

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止め椀の蓋。
うっとりするような美しさですね。

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八丁味噌の袱紗仕立てのお味噌汁。
袱紗仕立てとは、赤味噌と白味噌の両方を合わせたお味噌汁のことだそうです。

しみじみと、美味しいですね。

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香の物は、ちりめん山椒に、胡瓜の浅漬け、大根。
ちりめん山椒、柔らかいですね。山椒の薫りも爽やかです。

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大根も、瑞々しくて、美味しいです。

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けっこうお腹はいっぱいになったのですが、
碓井豆ご飯があまりに美味しいので、何度もお替りしてしまいます ♪♪

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そして、デザートは・・・

~ 水菓子 ~  

苺のシャーベット 、グレープフルーツの白ワインぜりー寄せ

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苺そのものの風味がしっかり感じられる、苺のシャーベット。
苺の粒の食感と、シャリ感も良いですね。

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苺のシャーベットの入っていた器。
何となく、苺に見えませんか!?

まさに、苺のシャーベットのためにあるような、器ですね。

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このグレープフルーツゼリー、すっごく美味しくて、とても気に入りました。

グレープフルーツの果肉がぎっしり詰まっていて、
その周りを固めている、白ワインのゼリーが美味しくて、スプーンが止まりません。

白ワインに、ハチミツの華やかな薫りと優しい甘みが、良く調和して、とても美味しいですね。

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五月の季節がたっぷり感じられた、懐石料理。

佑和さんには、今回初めておうかがいしたのですが、とても素晴らしい料理で、
楽しい時間を過ごすことができました。

コースを通して出てきた、一流作家の器の数々。
その器だけが一人歩きすることなく、料理を引き立てるという、
本来の器としての役割を果たしているのは、
供される料理のレベルがとても高いから。

最高の素材に、完成度の高い味付け、美しさ・・・。
今回頂いたお料理、とても満足度が高く、印象深かったので、
また季節を外して、覗いたいと思います。

― 懐石料理 佑和 ―

http://www.k4.dion.ne.jp/~yu-wa/

大阪府八尾市山城町 1-7-18
℡ 072-991-8835

営業時間  お昼 11:00~14:00 、夜 16:30~21:00
定休日 水曜日(日曜日は営業)

駐車場 15台あり

2012.06.03 / Top↑
学生時代の友人と、六甲山へハイキング

心配していた天候も崩れることなく、
曇空ではありますが、絶好の登山日和。
気持ちの良い気候です。

阪急御影駅で待ち合わせて、
そこから住吉川に沿って、山道へ入ります。
住吉川に隣接した舗装道路を登っていくと、
『 石カフェ 』

切り出された大きな石の囲まれた広場。

夏場は、カフェスペースとして開放されるそうです。

ここまで来るのは大変ですが、深い木々に囲まれて、
川のせせらぎの涼しい音が、聴こえて、
気持ち良さそうですね。

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石カフェを通り過ぎて、さらに山の中に入って行きます。
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舗装された道から離れて、山道へ・・・

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本格的な登山道へ。
六甲山山頂まで、およそ9kmほど。

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新緑のトンネルを何度も通過します。

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山道に入って、20分程度歩くと、視界が開けて、

『 五助ダム 』

密林のジャングルの中に、いきなり現れた滝みたいです。
水が近いこともあり、シダ系の植物が多いですね。

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さらに山の中へ突き進んでいくと、
気持ちの良い草原。
ちょっと牧歌的な感じですね♪♪

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自生している藤の花。

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橋を渡って、さらに山頂を目指します。

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背の高い杉が密集している林道。

小さな池。

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昨年、訪れた時には無かったのですが、
こんな可愛らしいベンチが出来ていました♪♪

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山つつじ

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何度か休憩を入れながら、
険しい登り道を、頂上を目指して進みます。

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阪急御影駅から歩いて、
およそ3時間。

ずいぶん、登って来ました。
頂上まで、あと一息!!

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萌え色の木々の葉を透過する、
光が美しいです。

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六甲山山頂に到着しました!!

山頂の休憩所、『 一軒茶屋 』 で一息。

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かき氷を注文します。
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このかき氷、お世辞にも凄くこだわっているとはいえない、
何の変哲もない、普通のかき氷です。

しかし、ここで食べると、凄く美味しく感じられるから不思議。
間違いなく、先程までの登山の高揚感が影響しているのだと思います。

食べることって、味覚等の五感だけではなく、
周辺の環境であったり、置かれている状況に強く影響されていることを改めて、感じさせられます。

乾いた喉に、すみずみまで染み渡り、
火照った身体もクールダウン。

気持ち良いです♪♪

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山頂で、30分程度休息を取ったあと、下山へ。

阪急芦屋川を目指します。

途中、こんな感じで川を渡ったり・・・。

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空中を飛んでいる、
蓑虫(みのむし)に遭遇したり・・・。

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心地良い風も吹いてきて、気持ちの良い下山。



『 風吹岩 』

ここから、ゴールに近い、
芦屋ロックガーデンまで、あとわずか。

神戸の湾岸を一望できる、景色は素晴らしいです。

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今年初めての登山。
気候の良い、5月半ばの今の時期は、
トレッキングにちょうど良い季節かもしれませんね。

単独の登山も良いですが、
やはり仲間と一緒に登るのも楽しいですね。

今年の8月には、4日間かけて、
熊野古道の 『 中辺路 』 を登ります。

それまで、痩せなければ(笑)。
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2012.05.30 / Top↑
金環日食 2012年

早朝から繰り広げられる、天空の壮大なスペクタル

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次回は、2030年6月1日 北海道で・・・

2012年5月21日 7時58分

撮影場所 大阪府豊中市
2012.05.26 / Top↑
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